ブラングィンと漆原由次郎による
共同木版画展

2012年10月4日(木)〜11月20日(火)

 2年前に開催しました漆原由次郎とブラングィン展(三嶋大社宝物館美術ギャラリー)が好評を得ましたので、今回は2人が共同製作した木版画にクローズアップをして再度画廊にて展覧いたします。

 漆原由次郎(木虫)は1889年東京生まれ。1910年日英博覧会(ロンドン)で木版画技術を紹介するため渡英、その後大英博物館の嘱託として版画、絵画の修復、復刻に携わりました。漆原のオリジナルの花や風景木版画はメアリー王女やチャーチル首相にも好まれコレクションされました。
 1867年ブルージュ生まれの英国を代表する画家フランク・ブラングィンは漆原の卓越した木版画技法に魅せられ、彼が絵を描き漆原が木版画にするという共同作業が始まり、名作詩画集「ブルージュ」など優れた作品を残します。彼は松方コレクションに大きく関わったことでも有名で、2010年には国立西洋美術館50周年記念事業「フランク・ブラングィン展」が開催されたのは記憶に新しい。
 世界中に大量に出回っている版画を有するピカソ、シャガールなどと比較し、2人の版画は作品も摺り数も少なく貴重です。大英博物館、スミソニアンサックラー美術館、東京国立博物館など多くの美術館に所蔵されています。

 ブラングィンのうねるようなタッチと漆原の大胆且つ緻密な彫摺の仕事がみごとに融合しています。英国人と日本人という異色の組み合わせによる共同作品50点余りを紹介いたします。





アビニョンの城壁  ¾¾ 「ブランヴィン・スケッチ集」より
アビニョンの城壁 1913年〜1930年
E.D.50 35.7×24cm
東京国立近代美術館所蔵

「ブランヴィン・スケッチ集」より 1916〜21年
E.D.50 33×26cm
2010年 国立西洋美術館
「F・ブラングィン展」出品作品


夜明けのブリュージュ  ¾¾ ヴェニスの金色の朝
詩画集「ブルージュ」より 夜明けのブルージュ
1919年 E.D.50 38×49.5cm
大英博物館、ブラングィン美術館、
スミソニアン・サックラー美術館 所蔵
2010年 国立西洋美術館
「F・ブラングィン展」出品作品

ヴェニスの金色の朝 1913〜30年
E.D.50 22×34.2cm
東京国立近代美術館 所蔵


ベギン会修道院  ¾¾ ベギン会修道院(夕)
ベギン会修道院 1913〜30年
E.D.50 24×31.5cm

ベギン会修道院(夕) 1913〜30年
E.D.50 24×31.5cm


フランダースの郊外  ¾¾ ブリッジ
「10の木版画」より フランダースの郊外
1924年 E.D.250 14.5×21.5cm
国立西洋美術館 所蔵

ブリッジ 1913〜30年
E.D.50 36.2×50.4cm





 他の作品は、《作品検索&販売》でご覧ください。




茜画廊
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