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渡辺省亭、水野年方、小原古邨展 2008年5月4日(日)〜6月22日(日) 幕末、明治期は錦絵の黄金期であった。西洋の人々は初めて目にした木版画の素晴らしさに魅了され、大量の錦絵が海外に流出していった。200余軒も有った版元がフル回転で江戸物の後摺、復刻版を主に、そのころの絵師、芳年、暁斎、国周、周延等の新版もあわせ数多く出版された。江戸から培かわれてきた木版画の技術は種々の工夫が加えられ最高潮に達していた。神業のごとき技を持った彫師、摺師が健在で明治20年頃から優れた絵師(是真、永濯、省亭、永洗、年方、半古、清親、耕漁、古邨、昇雲等)と組んで良質の手漉紙を使い高価な自然顔料で摺られた世界に類を見ない美しい彩色木版画を作り出していった。 省亭は嘉永4年江戸に生まれ16才で菊池容斎の塾生になる。容斎の師風墨守を嫌う教育により独自の道を模索し、画風を形成していった。明治11年パリ万博で受賞、3年間フランスに滞在して文豪ゴンクールや画家のドガ達に水墨のデモストレーションを行い、ヨーロッパの画家達に大きな影響を与えた。 年方は慶応2年江戸に生まれる。月岡芳年の門に入り、新鮮な美人画で人気を得、木版画集、口絵等の絵師として巾広く活躍した。代表作に「三井好み都のにしき」「三十六佳撰」等がある。鏑木清方、池田輝方の師で人物画の他、草木、景色も研究、近代日本を代表する画家の一人、明治41年、42歳で世を去った。 古邨は明治10年加賀金沢に生まれ、上京して鈴木華邨に学ぶ。日本画家として共進会で数々の入賞を果たすが東京美術学校の教授だったフェノロサ博士の薦めで西洋で人気の高い木版画の下絵を描き西洋に輸出された。優れた花鳥獣の木版画は高く評価され、画家のクリムトやラーションが購入して自宅やアトリエに飾っていた。近代の日本人で古邨ほどヨーロッパで人気の高い画家は他に見当たらない。日本人では始めての「小原古邨展」がオランダ国立アムステルダム美術館で開催され(2001年3月〜7月)名コレクターR・Oムラーが多数収集、その他国立モスクワ美術館、国立ライデン民族学博物館、ボストン美術館、シカゴ美術館、アーサーMサックラー美術館、千葉市美術館が所蔵している。 3人の作品90点を途中入れ替えにて展覧致します。 |
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茜画廊 代表 船倉 禎二 三島市東本町1-15-1山川ビル2F Tel&Fax 055−971−9823 E-mail : info@akanegarou.com |
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