明治20年代の輸出用の浮世絵展

2004年12月5日(日)〜12月26日(日)



江戸期に盛えた浮世絵(木版)は、明治に入ると江戸物(北斎、写楽、歌麿、広重等)の複刻版の出版が主で、大黒屋松木平吉版の小林清親等数人の絵師が新版を出版したぐらいで衰退の一途をたどった・・・・。 どの美術誌、浮世絵専門誌を見ても判で押たような記述である。
これは大間違いで実際は明治に入ってから浮世絵は江戸期より遙かに隆盛を極め最高の摺紙、絵具を使って一流の絵師達柴田是真、幸野楳嶺、滝和亭、鈴木華邨、野村文挙、水野年方、川崎千虎、菅原白龍、久保田米僊、小林永興、荒木寛畝、富田永洗、今尾景年、川端玉章、橋本雅邦、熊谷直彦、松本楓湖、渡辺省亭、芳年、国周、月耕、耕漁、荒井寛方、梶田半古、小原古邨等が木版画制作のための下絵を描き、巧みな技を持った彫師、摺師が数々の名作を版元とくんで出版した。
名作の復刻の「国華社」明治22年〜。 渡辺省亭が編集を受け持った「木版画集」明治20年代。 竹内棲鳳(栖鳳)「十二富士」明治27年。 これら明治の木版画は欧米の人々に高い芸術性を持ったものとして評価されコレクター、美術館、博物館に収蔵、所蔵されていった。
只、ほとんどが輸出用だった為、日本に残っている作品は少ない。
オリジナルの浮世絵50点を展覧致します。



5−73
   暗番浮動図 
 ¾¾ 懸想文売図
熊谷直彦
暗番浮動図
明治24年 ・木版画
19.4p×13.2cm
彫 五島徳次郎
摺 小松角太郎


松本楓湖
懸想文売図
明治24年・木版画
19.4p×13.2cm
彫 五島徳次郎
摺 小松角太郎


「月百姿」月明林下美人来  ¾¾ 龍頭観音図
月岡芳年
「月百姿」月明林下美人来
明治21年・木版画
32.8cm×22.3cm
摺極良、状態並


渡辺省亭
龍頭観音図
明治24年・木版画
20.6p×11.8cm
彫 五島徳次郎
摺 小松角太郎
小汚れ


秋景  ¾¾
幸野楳嶺
秋景
明治25年・木版画
19.5p×26.2cm(2枚綴)
彫 五島徳次郎、摺 吉田市松





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