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浅井忠
  
 安政3年(1856)、佐倉藩士の子として江戸に生まれる。版画家とはいえず、洋画家といわなければならないが、例えば『当世風俗五十番歌合』などは自刻自摺ではないけれど、版画用に原画を描いたもので、版画でなくてはとらえられないような鋭い眼をもって、社会事象をとらえている。これが洋画であっては重々過ぎようし、また工芸デザインでは効果が減ぜられよう。画家としての画歴は次の通りとなり版画的なものは工芸デザイン界への参入と共に、京都時代に属することになる。22年明治美術会の創立に参加。31年東京美術学校教授に就任。33年より35年まで渡仏。35年京都高等工芸学校教授となり、来洛。39年関西美術院院長就任。40年没

2003年1月 茜画廊


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